なぜ多くの日本人は「有名人(著名人)の政治的発言」に眉をひそめるのか

名前:名無しさん投稿日:2020年05月21日




■有名人の政治的発言に厳しすぎるニッポン検察官の定年延長を可能にする「検察庁法改正案」の審議をめぐって、インターネット上では反発の声が上がっています。ツイッターでは「#検察庁法改正案に抗議します」のハッシュタグのもと、多くの芸能人も反対を表明していることに世間では称賛の声が上がる一方で、「タレントなのに政治的な発言をするな」とバッシングの声も多く聞かれます。たとえば歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんがツイッターで冒頭のハッシュタグにて反対の立場であることを発信したところ、政治評論家の加藤清隆氏が「歌手やってて、知らないかも知れないけど」「デタラメな噂に騙されないようにね」などとコメントをしました。このことが一般の人の間でも是非をめぐって論争となり、きゃりーぱみゅぱみゅさんはその後ツイートを削除しました。また、歌手で女優の小泉今日子さんが自らが経営する「株式会社明後日」のアカウントで、ツイッターで反対の立場であることを表明すると、「タレントが政治的発言をすることへの違和感」をテーマにした記事が組まれたり、ネットで「不倫をしたくせに」という批判的なコメントが飛び交いました。日本の世間は「政治的な発信をする芸能人」に対してやたらと厳しいのです。
なぜ日本では「芸能人は政治的発言をすべきではない」という意見が幅をきかせているのでしょうか。

■日本の芸能人が政治的・社会的発言をあまりしない理由今まで日本のタレントはあまり政治的な発信をしてきませんでした。政治的なカラーがついてしまうとCM起用の話が来なくなることを懸念しているからだといいます。そのためタレントは、どんな商品のコマーシャルの話がきても良いように、普段からあまり「個」を出さないという事情があるようです。タレント自身がどの政党を支持しているか公にしてしまうと、せっかくファンだった人が「自分が支持している政党と違うから」という理由でファンをやめてしまうかもしれない、という懸念もあります。つまりCM起用や人気を考えて「カラー」を出さないようにするというのがいわば日本のタレントの宿命です。欧米の場合は、恵まれた環境にいる有名人こそ、その影響力を使って社会に何らかの形で貢献しなければいけない、という「ノブレス・オブリージュ」(高貴な者の義務)に基づいた考え方が一般的です。有名人が多額の寄付をしたり、政治的なことも含めて社会問題に言及をすることこそ【あるべき姿】だと思われているわけです。続き
https://president.jp/articles/-/35550